7号兜 赤糸竹雀
Akaito Takesuzume
大きな大鍬に伝統的な赤糸の兜飾り。奈良県春日大社に国宝として現存する竹雀の兜を工房オリジナルにてアレンジし、製作したこだわりの品です。鍬形と装飾金具は金色。無数に描かれる竹と雀の装飾が豪華で大変迫力があります。元来、竹と雀は日本画のモチーフとして伝統的な組み合わせとして様々なところに用いられていて、竹は「たくましい生命力、まっすぐに伸びる成長」、雀は「子孫繁栄」などの願いが込められています。
竹雀の兜らしく忍緒と威糸ともに赤色でまとめて豪華で華やかな金色の錣(しころ)を合わせました。ポイントとして吹き返しには印伝を利用し、白い革の地に黒の漆でデフォルメされた菊の花を描いています。菊の花には邪気を払う神聖な花という意味があり、日本の国花として格式と気品を備えたモチーフです。
現代のご自宅にも飾りやすいようコンパクトに国内の熟練甲冑職人と製作した兜は、コンパクトながらも現存する実際の多くの兜と同様の五段の錣(しころ)で製作するなど、通常のコンパクトサイズの兜とは異なる高い技術と手間を詰めた逸品です。
89,540円(税込)