伝統的工芸品
確かな技と伝統的な素材で
実現する伝統的⼯芸品
伝統的⼯芸品はおよそ100年以上続く製法、原材料、主に⼿作業で製作を⾏なっていることなど、現代においてはクリアすることが難しい基準が多くあります。⼯房真では創業来培ってきた確かな技術と伝統的な素材や製法へのこだわりから、全国でも数少ない伝統的⼯芸品の認定を受けた品が存在します。
伝統的⼯芸品とは
- 主として⽇常⽣活の⽤に供されるもの
- 製造過程の主要部分が⼿作り
- 伝統的な技術⼜は技法により製造されるもの
- 伝統的に使⽤されてきた原材料
- ⼀定の地域で産地を形成
上記5つの項⽬を全て満たし、伝統的⼯芸品産業の振興に関する法律に基づく経済産業⼤⾂の指定を受けた⼯芸品のことをいいます。
*このマークを使った伝統証紙が貼られている江⼾⽊⽬込⼈形は、産地組合等が実施する検査に合格した経済産業⼤⾂指定伝統的⼯芸品です。
江⼾⽊⽬込⼈形における
伝統的⼯芸品とは
江⼾⽊⽬込⼈形においては、主に「お⼈形のボディ(胴体)」、「お⼈形のお顔」、「お⼈形のお⾐装や付属する⼿や持ち物」が、伝統的⼯芸品の基準に合致しているかが伝統的⼯芸品として認定される上で重要なポイントになります。
⼯房真の武者⼈形は、伝統的⼯芸品として認定を受けていない商品もその⼤部分が伝統的⼯芸品の基準を満たす商品です。伝統的⼯芸品として認定を受けるうえで、お⼈形のお顔は 桐塑⼜は焼き物で製造する必要があることから、伝統的⼯芸品と通常の商品と区別しています。
古来からの製法と原材料に忠実な胴体
桐粉にしょうふのりを混ぜて作った桐塑(とうそ)をかま(型)に詰めて、作った⽣地を乾燥させ綺麗に成形したものに胡粉(⾙殻を焼いて作成する⽩い顔料)を塗り、筋彫を⾏った古来から続く純天然素材の江⼾⽊⽬込⼈形専⽤の胴体を製造し、使⽤しています。
伝統を忠実に、瀬戸焼で製作するお顔と手
工房真の伝統的工芸品の武者人形は瀬⼾焼にて描き目のお顔と手を独自に製作し、伝統的⼯芸品として認定を受けています。現代では瀬⼾焼のお顔はその製作の難しさ、⼿間から製作できる職⼈も少なくなりましたが、工房真では伝統的工芸品へのこだわりをもって製作を行なっています。
※伝統的工芸品でない武者人形のお顔は瀬戸焼ではないため「入れ目」の技法で製作しています。
⽇本の都、京都で⼀⽷⼀⽷丁寧織られた
最⾼品質の織物
⼯房真のお⼈形のお⾐装は、⻑く綺麗に飾っていただけるように、「美しく丈夫で良いものを」という理念のもと、伝統的⼯芸品以外も原則全て正絹を使⽤していることから、⼤部分の品が伝統的⼯芸品の品質のお⾐装です。その中でも伝統的⼯芸品のお⼈形のお⾐装に使⽤する織物は全て国産の正絹。かつての⽇本の都、京都で⼀⽷⼀⽷丁寧に織られた国内最⾼峰のクオリティを誇る織物のみを利⽤しています。
また、お⼈形の⼿は⽊製、お⼈形が持つ⼩道具ももちろん天然素材の品です。